小腸の見た目が知りたければ自分の腹を切り開いて取り出さなくてもググればいい時代になりました

たぶん杉田玄白以前は自分の腹の中がどうなっているのか興味を持ってしまったら自分の腹か他人の腹を切り開いて見るか、見たい気持ちを我慢するかだったし、杉田玄白以降Google以前は内臓の図や写真が載っている本をどうにかして手に入れるか、自分の腹か他人の腹を切り開いて見るか、見たい気持ちを我慢するかだったけど、Google以降はおうちでググればよい。
チェレンコフ光に興味を持ったら以下略
炭疽菌に興味を持ったら以下略
以下略


興味を持ってしまってそれを我慢しないのであれば死ぬ、という対象が少なくなって行けば、危険なく見ることができる範囲で好きになる人が増えるから、まさかいつかは人類全体で見れば人類が愛さないものはなくなるのでは。


ググってわかるような知識なんかその道の入り口5センチ以内だし、興味を我慢しないと死ぬこともたくさんあるし、でもそのくらいだからおもしろいんですよね。いい時代です。